脱メタボと禁煙

40歳になり、健康診断に本格的にひっかかるようになりました。

自分が地震にあってわかったこと

今回の大阪北部地震で被害にあわれた方にお見舞いとお悔やみを申し上げます。

 

 

 

 

自分が住む場所が全国的に報道されるとは不思議な気分ですね。

私は幸いなことに家も家族も無事で物が散乱する程度ですみました。

不適切な表現が出るかもしれませんが、率直な感想をこれから先の地震対策の参考になればと思って記しています。

 

ライフラインの推移】

地震発生直後 電気◎ 水道◎ ガス×

地震発生後6時間 電気◎ 水道△(水が濁りだす)ガス×

地震発生後8時間 電気◎ 水道× ガス×

震災発生後24時間 電気◎ 水道〇 ガス×

 

現在はこんな状況です。水は出ますが私が確認した午前の段階では水質検査中で飲用は控えるようにとのことでした。

 

ガスの復旧はもうしばらくかかりそうですが、局地的なことなので不便という範囲です。さすがに飲食店の休業が多いですが、ほぼ普段の状況になりつつあります。

 

【今回の個人的な教訓】

地震は突然やって来る

この程度でも品薄は起きる

報道あまり役立たない

行政が機能するかは微妙

 

結局は日頃の備えが大事

 

ライフラインが全滅し、寒さが厳しい時に家も食料もない生活を余儀なくされた、かつて被災された皆様は大変なご苦労をされたのだと思いました。

住む家もあり、電気もあり、凍えることもなく、道路網や物流が生きていた今回のケースは非常に軽度な部類に入ると思います。

 

地震は突然やってくる

予兆など全くなく突然ドーンと揺れました。過去に阪神淡路を当地で体験していましたので、それと同じと感じました。棚にある物などが落ちだしてから家中の携帯から一斉に緊急地震速報が流れました。

 

我が家は食器棚にストッパーをつけていましたので大丈夫でしたが、棚においていた小銭を入れていたガラス瓶が落下しました。物置の上段に入れていた、ホットプレートや冬用の暖房家電などが落ちました。誰もいない部屋でしたから大丈夫でしたが、重い物はなるべく低い所に置くか落下対策が必要ですね。知人の家は食器が割れ床を歩くのが危険な状況になったそうです。

枕もとに靴を置くといいとありますが、なかなか毎日備えることはできないと思います。割れるようなものは、玄関までの導線におかないようにするのがいいと思います。

 

 

品薄は起きる

一部、ネットニュースなどで品切れ買占めが起きているかのような大げさな伝え方がありますが、品切れが起きていたのは、駅前のスーパーでさえ水のペットボトルとガスカセットぐらいです。お茶やソフトドリンクなどは普通に販売していました。カップラーメンやレトルト食品も普通に販売していました。大きな混乱はなかったです。

 

しかし、これだけ物流が生きていても品薄になるのですから、広域で被害が発生し道路が寸断されるような状況が起きた時はさらに酷くなるのは容易に想像がつきます。

 

教訓:水、燃料、非常食は常備しておくのが大切。風呂の水は抜かない。

 

報道はあまり役立たない

当事者に必要な情報はほとんど入ってこないというのが感想です。

特にTVは被害が大きいか小さいかなど、他の視聴者に向けた報道が多いと感じました。

断層がどうとかの情報はいりません。

 

教訓:災害時の避難計画を頭に入れておく。TVラジオはノイズが多い。

 

行政が機能するかは微妙

市の防災対応の反省についてはこれからやってもらえればいいですが、通勤時間であったことから電車内に足止めされ、職場にたどりつけなかった人も多くいると聞きますし、緊急の連絡網は災害対応で電話がつながりにくく、その場にいた人達で対応することになったと聞いています。

必用な人員が職場にいるかどうかは運によるところも大きいと感じます。

 

教訓:行政頼みにならないよう備えよう。職員が職場におらず機能しない可能性はある。

 

他には、生まれてはじめて給水車のお世話になりましたが、水重いです。

 

あと手洗いやトイレなど飲用以外に使うとなると量が足りません。お風呂の水は抜かないようにするのが良いですね。水を使わない洗剤やシャンプーなどもあると重宝すると思います。

 

局地的なことでもやはり混乱は起きました。

南海トラフのような広域災害の時は混乱を極めるでしょう。公的な防災計画に頼ることなく、自身と家族はサバイバルできるように、日頃から準備が大切だと改めて感じた次第です。同時に非常用の水を確保していない人が少なくないことも知りました。

 

普段は当たり前にあるものですが、地震が起きた後に手に入れようとすると困難です。

今からでも遅くありませんので、少しずつでも備えをしていっていただければと思います。

 

私は防災バック&備蓄品の数量の見直し、災害時の避難所や連絡先等のメモを職場と自宅に複数用意する。燃費を考えて半分までしか入れないガソリンを半分まで減ったら満タンにするようにしようと思っています。

 

現地からは以上です。各地からご支援を頂いたことに感謝致します。

改めて、今回の地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。